校長あいさつ

学校長あいさつ

沖縄県立名護高等学校                                                               沖縄県立名護高等学校附属桜中学校                                                                                    校 長 遠越 学(とおこし まなぶ) 

 名護高等学校附属桜中学校は、新たな挑戦として昨年度開校し、生徒一人一人の個性を重視した教育を6年間計画的・継続的に展開し、より高い進路実現と、「いかなる変化にも主体的に対応し、協働で未来の道を拓く、21世紀をリードするグローバルな高い志を持つ人材の育成」を図ることを基本方針に、今年度2年目を迎えました。 

本校の特色として、「総合的な学習の時間」を軸にしたカリキュラムを構築し、教科横断的なプロジェクト型学習や国際理解を充実させ先進的な学習等を行います。その後、名護高等学校へ進み、希望大学進学を見越して計画的に資質・能力を育成していきます。さらに、中学校、高等学校合同の行事、生徒会活動、委員会活動の充実を図り、知識・技能の習得のみならず、学びに向かう力・人間性、思考力・判断力・表現力を身につけていきます。

 昨年度は、地元「名護市商店街活性化プロジェクト」を実践し、地域の取材や、「スマートシティ構想連絡協議会」への参加、名護市長への活動報告など、多くの活動を通して、課題解決能力や発信力、協働の大切さを身につけることができました。

 また、台湾中学校とのオンライン交流や修学旅行団、パレスチナ教育視察団受け入れがあり、国際理解のきっかけを掴むこともできました。本年度は、名護高校とともに、県の研究指定を受けたカリキュラムマネジメント(国際理解)を活用しながら、より国際理解を深め、グローバルな高い志を持つ人材育成に取り組んでまいります。

  中高一貫校としてのメリットである高校生とともに行う新入生歓迎球技大会や体育祭、平和学習等さまざまな学校行事参加や、高校生の体験報告や特別授業、高校教員による講座なども順調に進んでおり、他校では経験のできない積み重ねが子どもたちをより成長させてくれるものだと思います。

これからの時代は、こうあるべき、こうすべきという概念だけでは対応することはできません。不易流行をテーマに、校訓に掲げる「知性・感性・個性」を育成し、グローバルな高い志をもって挑戦し続けていくことを最大限支援しながら、「先を見据えた教育活動を進める学校」として挑戦していきます。名護高等学校は県立第三中学校、第三高等女学校を前身とし、多くの先輩方が歴史を築き上げてこられた創立97周年を迎える伝統校です。「知性を研こう」「感性を鍛えよう」「個性を育てよう」の校訓のもと、中高合わせ、1,023名の生徒が毎日、勉学と諸活動に励み充実した学校生活を送っております。

 教職員一同、生徒一人一人の「命」を守り、「心」に寄り添い、「夢」を育み、未来につながる「今」を大切にしながら、生徒の夢実現と学校生活充実のために教育活動に取り組んでまいります。どうぞ本校の教育活動にご理解をいただき、ご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げ挨拶といたします。

令和6年4月

開校式 式辞                                        

                                                              校 長  遠 越 学 

 本日ここに 、多くのご来賓の皆様のご臨席を賜り、沖縄県立名護高等学校附属桜中学校開校式を挙行できましたことに、深く感謝申し上げます。これまで、開校に向けてご尽力いただきました、名護高等学校PTA、後援会、同窓会、職員、地域の皆さま、県教育委員会をはじめすべての方々に、心より御礼申し上げます。

 さて、本校は子どもたちや保護者の進路選択の幅を広げ、生徒一人一人の個性を重視した教育を6年間計画的・継続的に展開することにより、21世紀をリードするグローバルな高い志を持つ人材の育成を図ることを基本方針に、戦前の県立第三中学校、第三高等女学校を前身とする、創立90年以上の歴史と伝統のある名護高等学校の附属中学校として開校しました。

 新たな歴史を築いていく一期生みなさんが、期待と希望に胸を膨らませ入学します。「知性を研こう」「感性を鍛えよう」「個性を育てよう」という校訓のもと、「いかなる変化にも主体的に対応し、協働で未来の道を拓く人材へ」を教育理念に、地域の教育資源を活用した教育活動を通し、中学校、高等学校の6年間で、幅広い知識と教養を身につけ、国際化や社会の変化へ主体的に対応でき、他者と協働して課題解決できる人材の育成を目指していきます。

 本校の特色として、地域に根差した「総合的な学習の時間」を軸にしたカリキュラムを構築し、教科横断的なプロジェクト型学習や外国語教育の充実、先取り学習等を行います。その後、これまで数々の実績を残してきた名護高等学校へ進み、希望大学進学を見越して計画的に資質・能力を育成していきます。さらに、中学校、高等学校合同の行事、生徒会活動、委員会活動の充実を図り、知識・技能の習得のみならず、学びに向かう力・人間性、思考力・判断力・表現力を身につけていきます。新入生のみなさんは、夢と希望を持ち、安心してそれぞれの目標実現に向けて充実した6年間の学校生活を過ごし、一歩一歩前進してください。

 結びに、めざす学校像にも掲げる「先を見据えた教育活動を進める学校」という言葉のとおり、本校は常に挑戦し進化していきます。子どもたちが自信と誇りを持ち世界に羽ばたいていけるよう職員一同全力を尽くす所存でありますので、今後ともご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げ式辞といたします。

                                                              令和5年4月7日